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由布院六花 宿泊記!1日6組限定の客室をブログレポート!

マユ

関東在住の20代。 生活を少し良くする情報を発信中!

湯布院といえば、大分県では別府と肩を並べる温泉地。全国でも2位の湯量を誇る人気温泉地です。「由布院六花」は大分県由布市の田んぼの広がる平地にある宿です。じゃらんnet、楽天トラベル、Relux、一休.comなど様々なサイトで高評価を得ています。

今回は、中庭や客室、食事内容など詳しくご紹介していきたいと思います。疲れを癒すことだけに集中できる素晴らしい環境の整った宿でした。

由布院六花の場所とアクセス

「由布院六花」の最寄り駅はJR九州「由布院駅」です。宿は金鱗湖や由布岳、土産屋の広がる観光地とは駅を挟んで反対側にあります。

「由布院駅」には改札が観光地側に一つしかありません。そのため、電車で来られる方や、宿から歩いて観光地に向かう方には少し不便です。とは言っても、宿まで徒歩10分ほどです。由布の美味しい空気を味わいながら散歩をするのもまた一興ですね。

由布院駅

「由布院六花」の周辺地図はこちらになります。

由布院六花宿泊記

ここからは「由布院六花」に実際に宿泊してみた様子をご紹介していきます。利用したのは2021年9月末です。

宿の外観

少し遠くから宿を眺めるとこんな感じです。周りには田んぼしかないのが見て取れます。平屋建てなので、平べったい建物だなという印象です。

宿に近づいてみるとこんな感じ。丁度3周年を迎えられたそうで、建物は新しく、きれいです。

宿からは由布岳が一望できます。この日は頭の上に雲をかぶっていました。

エントランスのすぐ近くには7台分の駐車場があります。普通の温泉旅館ならこんなに近くに駐車場を設けることは難しいので、6部屋しか客室のない「由布院六花」ならではですね。

こちらはエントランスです。すごく開放的でシンプルなつくり。

中庭

ロビーで宿泊の手続きを終えると、部屋に案内されます。客室は全て離れになっているので、中庭を通って向かいます。

夕食と朝食をいただくダイニングは中庭から見るとこんな感じ。各部屋の利用者ごとに個室が用意されています。

中庭からも由布岳を眺めることができます。

客室

今回宿泊したのは「四番」のお部屋。

エントランスはこんな感じでした。

雰囲気と全体像

ドアを開けると、お部屋にはなんとも上品な木の香りが漂っていました。

靴を脱いで入室すると、印象的な赤いチェアが目に飛び込んできます。

こちらフットレストもついており、とても座り心地が良かったです。

テレビでは「YouTube」も視聴できる他、タブレットのミラーリングができたり、VODで20~30本ほどの映画も無料で鑑賞できます。

各客室には専用のWi-Fiがあり、パスコードも画面に表示があってわかりやすかったです。通信速度も問題ありませんでした。

クローゼットには館内着の甚平と羽織物が用意されています。

温泉に入った後、こちらに着替えてお食事をいただきに行くのもいいですね。

ベッドルーム
灰皿の用意があり、ベランダでは喫煙可能です。
洗面台
シャワーブース
シャワーブースの奥の扉を開けると、露天風呂になっています。
屋根がついているので日差しを浴びたり、雨に濡れる心配はありません。
トイレ

ミニバー

ミニバーはテレビの横に用意されています。

エスプレッソマシンは「illy」のもの。カプセルをセットする形で、4つ用意がありました。こちらは無料でいただけます。

他に、無料のペットボトルのお水とこちらも無料でいただける、湯布院のクッキー専門店「LINGON」のクッキー2枚があります。

エスプレッソとクッキーの相性は言わずもがな、抜群でした。

下の戸棚の中は、冷蔵庫と食器の収納スペースになっています。

冷蔵庫の中には、ビール( 税抜400円 )、湯布院サイダー( 税抜300円 )、ウーロン茶 ( 税抜200円 ) が入っています。

食器は急須、湯呑、グラスが準備され、無料のティーバッグの用意もありました。

アメニティ

メイク落とし、化粧水、乳液の3つが用意された、女性用化粧品は「雪肌精」、男性化粧品は「Paul Stuart」で揃えられていました。

また、スタッフの方から「満月シャンプー」を勧められました。

こちらは普通にシャンプーした後、洗い流さずに置いておくことでパックができるものです。

肌刺激は少ないのに、汚れは丁寧に落とすことができ、髪への有効成分効果が高いそうです。

実際に使ってみたところ、髪がサラサラになったように感じました。

その他アメニティは歯ブラシ、コーム、ボディスポンジ、コットン、綿棒などが用意されています。

タオル類も何度も温泉に入ることを想定して、多めに用意されていました。

食事

夕食と朝食をいただきました。

それぞれチェックインの際に時間を尋ねられ、夕食は18時からと18時半から、朝食は8時からと8時半からが選択できました。

夕食

席に着くとすでにこちらが用意されていました。

右のグラスは「白ワイン豊後梅のかおり」…中にシャインマスカットが入っていました。

プレートには、「鮟肝豆腐」、「河豚皮煮こごり」&「合鴨塩麹みそ焼き」、「むかご真丈」、「梨のキャラメリゼと梨のムース」、「鯛と茗荷の握り寿司」、「チーズ西京焼き」、「ローストビーフ」が。

特に印象に残っているのが、巨峰にソースがかかっていたもの。こちらお品書きに記載はありませんでしたが、巨峰がおかずとして一品の料理となっており、驚きました。また、梨のムースはしっかりと梨を感じることができ、美味でした。

「松茸の土瓶蒸し」もすでに卓上にありました。通常は御飯が出てくる際に合わせて火をつけるそうですが、最初に火をつけていただくことも可能なようでした。

お刺身はヒラメ、かぶとカンパチ、太刀魚、中トロです。
右の赤いキューブはお刺身によく添えられている赤い海藻を溶かして固めたものです。
「里芋豊年饅頭 銀あん」
稲穂のポン菓子が印象的でした。
「秋野菜サラダ カボスジュレ」
「海老のローストと真鯛のポアレ トマトオーブン焼き アメリカンソース」
トマトは地元で採れたものだそうですごく甘かったです
「おおいた和牛ヒレ朴葉焼 デミグラス味噌」
とにかくお肉が美味しかった。絶妙な火入れのおかげで柔らかく、最高でした。
湯布院米
「秋味のちゃんちゃん焼き」
上にのっているのは麦味噌です
「松茸の土瓶蒸し」
「チョコレートトリュフ フルーツ盛り合わせ 二色アイス」

1時間半~2時間ほどかけて食事の提供が行われました。

食事が終わるとスタッフの方に見守られながら、中庭を通り、部屋へ戻ります。

朝食

夕食をいただいた場所と同じところでいただきます。

和朝食でした。

デザートもいただきました

由布院六花の宿泊料金

今回こちらの「由布院六花」の宿泊には、ホテル予約サイト「Rakaten Travel」を利用しました。

「四番」のお部屋を2名で利用したので、一人当たり25,300円/泊で利用できました。


このお値段で、露天風呂付きの離れに宿泊でき、さらに美味しい夕食、朝食もいただけて、とてもリーズナブルだなと感じました。

何より過ごす時間の充実度がお値段以上でした!

まとめ

今回は、「由布院 六花」の宿泊記としてホテルの外観、客室や食事の様子まで詳しくご紹介してきました。

3周年を迎えられた宿はとてもきれいで、整備の整った中庭を眺めながら個室でいただくお食事はとてもおいしかったです。

また、自分だけの露天風呂で、少し入ったら室内やベランダで涼んでまた温泉に浸かる…。という無限ループは最高でした。

少し音楽を流しながら、お酒を飲みながら等、本当に自由に温泉を堪能することができました。

家族連れの方にもぴったりの宿です。

スタッフの方もとても親切で、お料理についてのお話や宿のことについてもいろいろ伺うことができて楽しかったです。

宿泊料金は安くはありませんが、それ以上に満足度の感じられる素晴らしい宿でした。

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