将来のためにある程度貯金をした方がいいのはわかっているけど、
節約が楽しくないから、ストレスとなって続けられない。
誰もが一度は思うことですよね。
この記事を読むと、今まで毎月カツカツの生活をしていた人でも、楽しく節約が続けられるようになります。
なぜなら、私も実践して、一人暮らしを楽しみながら1年間で120万円資産を増やすことに成功したからです。
この記事では、節約が楽しくない原因2つを解説し、楽しい節約生活までの具体的な方法4ステップをご紹介します。
記事を読み終えると、今まで苦痛だった節約生活が、楽しく前向きなものになること間違いなしです。
目次
1.なぜ楽しく節約することが大事なの?
節約は続かないと意味がないからです。続けるためには楽しくなければいけません。
一か月だけ食費をいつもの半分に抑えることができたけど、次の月はそのストレスでいつもの倍使ってしまった…。なんて本末転倒ですよね。
2.節約が楽しくない原因は2つ
2-1 何のために節約する必要があるのかよくわかってないから
「節約をしたい!」と考え、このページをご覧いただいているということは、何かしらのきっかけや理由があるはずです。
将来のためにお金はあった方がいいから。周りのみんな貯金しているし…。
理由としては間違っていないですが、これでは節約生活は続きません。
なぜなら、節約は「無駄を省いて切り詰めること」。
ここでいう無駄とは、生きていくために必須ではないもの(少し良い食事、洋服、旅行、娯楽品等)が当てはまります。
でもこの無駄の部分こそが人生を楽しくしてくれるものですよね。
具体的な使い道が決まっていないのに、わざわざ頑張って人生の楽しみを減らす人はいません。
だからこそ、自分が何のために節約をするのかはっきりさせることが大事なのです。
今の生活の楽しみを削ってまで達成したい目標が設定できているでしょうか?
本当に達成したい目標であれば、節約をすることでそこに近づくことができるわけですから、無駄を省くことも楽しくなります。
推しのためなら、他の楽しみなんかいらない!!!
2-2 現時点で余裕がないから
毎日カツカツでは、節約生活を楽しむことは不可能です。
様々な選択肢があり、それらを自由に選択できる状況にあって、今の自分にベストな(コストパフォーマンスの良い)ものを選べるから楽しいのです。
毎日スーパーの食パンを買うお金しかない場合、パン屋のクロワッサンは非常に魅力的に見えてしまいます。
なぜなら今の自分にはどうやっても手の届かない存在だからです。
余裕資金があると、たまにクロワッサンを買うことができます。
そして、そのクロワッサンが支払う金額に見合う価値があるのか考えることができます。
また、スーパーの食パンでもホットサンドにしたり、チーズをトッピングしたら、パン屋のクロワッサン以上の満足感を得ることも可能です。
自分の工夫次第で金額以上の満足感を得ることもできるのです。
3.楽しい節約生活までの具体的な方法4ステップを紹介
- 明確な目標を設定する
- 毎月の収支を把握する
- 携帯代・保険料・家賃・光熱費などの固定費を見直す
- 買い物はネットショッピングを利用する
楽しい節約生活までの4ステップは上記の通りです。
どれも記事を読んだ後、すぐに始められるものばかりです。
3-1 明確な目標を設定する
改めて、何のためにいくらお金が必要なのか、具体的に考えましょう。
この時、期間まで具体的に決められると、さらに意識が高まります。
なぜなら、目標が明確だと、目標達成後の、今とは違う自分の姿を具体的に想像しやすくなるからです。
この時、無理をしすぎず、少し頑張れば実現可能な目標を設定しましょう。
明確な目標を立てることで、ゴールがハッキリし、そこに行くためにどのような作戦が必要となるのか考えることができます。
やる気、モチベーションアップにつながりやすくなります。
実際に私は、就職したばかりの頃、新生活に伴ってそれまでの貯金が減ってしまい、もし働けなくなっても半年以上は暮らすことのできる額である100万円を1年間で貯めることを目標としました。
3-2 毎月の収支を把握する
貯金する目標と金額、期間を決めたら、おのずと毎月いくら貯金する必要があるのか見えてきます。
1年で100万円という目標を達成するためには
100万円 ÷12カ月 ≒ 8.3万円
つまり、毎月約8.3万円の貯金が必要となります。
確実に貯金を達成したいので毎月の貯金額は8.5万円と設定します。
8.5万円貯金できた月は確実に目標に近づくことができていて、それを12回繰り返すことで達成することができるのです。
こう考えると100万円という途方もない金額が結構現実的なものになります。
当時手取り22万円だった私の毎日の支出は下記の通りです。
家賃 | 63,000 円 |
電気代 | 5,300 円 |
ガス代 | 1,600 円 |
水道代 | 1,600 円 |
Wifi代 | 3,100 円 |
スマホ代 | 8,300 円 |
食費 | 14,700 円 |
ジム代 | 7,600 円 |
美容費 | 5,600 円 |
ウォーターサーバー代 | 4,000 円 |
交際費 | 7,800 円 |
交通費 | 13,000 円 |
計 | 135,600 円 |
【手取り】220,000円 - 【支出】135,600円 = 84,400円
ぎりぎり目標金額は貯金できそうですが、
このままでは、余裕があまりないので、日々の生活の中でストレスが溜まってしまいそうです。
具体的な数字が出てくると、今の自分にとってこの目標は、適正なのか(少し頑張れば達成可能なものか)判断できます。
3-3 携帯代・保険料・家賃・光熱費等の固定費を見直す
ここまでで、毎月の目標貯金額とこのままの生活での貯金額がハッキリわかりました。
今のままではぎりぎりなのでもう月2万円くらいは余裕がほしいところです。
この時、見直すべきは、毎月同じ金額がかかる固定費( 携帯代・保険料・家賃・光熱費等 )です。
一度見直しを行うだけでずっと効果が得られるからです。
変動費(食費、交際費等)はその都度(買い物に行くたび、遊ぶたび)我慢することが必要なのでストレスを感じやすいです。
実際私はこのような見直しを行いました。
家賃 | 63,000 円 |
電気代 | 5,300 円 → 3,000 円 |
ガス代 | 1,600 円 |
水道代 | 1,600 円 |
Wifi代 | 3,100 円 |
スマホ代 | 8,300 円 → 0 円 |
食費 | 14,700 円 |
ジム代 | 7,600 円 → 0 円 |
美容費 | 5,600 円 |
ウォーターサーバー代 | 4,000 円 → 0 円 |
交際費 | 7,800 円 |
交通費 | 13,000 円 |
計 | 135,600 → 106,600 円 |
- 電気代:契約電力会社の変更を行いました。電気の使い方は全く変わっていません。
- スマホ代:三大キャリアから楽天モバイルに乗り換えました。たまにつながりづらい時があるけど、家にWi-Fiあるから問題なしです。
- ジム代:家から少し遠いところで契約していたため、それほど通えずにいました。これからは家でもヨガできたらいいなと思っています。
- ウォーターサーバー代:今はペットボトルの水をまとめ買いしています。こちらのほうが経済的です。
これらの見直しを行ったことで22,200円/月の節約に成功しました。
ある程度余裕をもって、節約生活を送ることができそうです。
3-3 買い物はネットショッピングを利用する
同じものを購入するとしても、店頭で購入するよりお得に購入できる場合が多いです。
私は下記を利用することが多いです。
- メルカリ:新品でも何割引きかされた状態で販売されている商品もあります。もちろん、中古品でも状態の良いものもあります。
- 楽天市場:大抵のものはそろっています。急ぎでないものはお気に入りに登録しておいて、お買い物マラソンなどのイベントの際にまとめて購入すると非常にお得に購入することができます。
まとめ
上記で紹介した「楽しい節約生活までの具体的な方法4ステップ」を実践していただくと、「節約が楽しくない原因」を克服することができ、無理なく楽しい節約生活を送ることができるようになります。
実際に私も1年間で120万円を貯金することに成功しました。
最後にもう一度確認しましょう。
①明確な目標を設定し、②毎月の収支を把握することで達成可能か見極める。
③変動費より携帯代・保険料・家賃・光熱費などの固定費を見直す。
④買い物は店頭で買うよりもお得な場合の多いネットショッピングを活用する