飫肥(おび)は、宮崎県の南部日南市にある、かつて城下町として栄えた地区です。(飫肥って漢字難しいですよね...。最初は全く読めませんでした汗)「Nazuna 飫肥 城下町温泉」は飫肥に古くから残る武家屋敷をリノベーションし、住みよく再生させた宿泊施設です。全5部屋の客室には、全てに露天風呂がついています。
日南市と言えば、精密に再現されたモアイ像で有名な「サンメッセ日南」や、断崖の中腹に本殿のある「鵜戸神宮」などが有名です。
今回は客室や朝食、サービスの内容などを詳しくご紹介していきたいと思います。古き良き日本家屋を味わえながら、快適に過ごすことのできる宿でした。
目次
Nazuna 飫肥 城下町温泉の場所とアクセス
「Nazuna 飫肥 城下町温泉 」の最寄り駅は、「JR飫肥駅」です。宿は飫肥城跡の近くにあり、駅からは徒歩15分ほどの距離。
宿から駅までの道は、城下町だったころの町並みが残っており、歩くだけでも十分に楽しむことができます。
「Nazuna 飫肥 城下町温泉」の周辺地図はこちらになります。
Nazuna 飫肥 城下町温泉宿泊記
ここからは 「Nazuna 飫肥 城下町温泉」 に実際に宿泊した様子をご紹介していきます。利用したのは2022年10月始めです。
駐車場
宿は整備された城下町の1区域にあり、駐車場は少し離れた別の場所にあります。
カーナビの通りに進むと、案の定、宿の目の前に到着。
周囲をぐるぐる回って駐車場がないか確認すると、同じ通りに発見。しかし、そちら側からは入車できず、大通りから入らなければなりませんでした。周辺は道が狭かったり、観光地なので歩行者も多く、注意して運転する必要があります。
初見でなんとなく行ってしまうと、遠回りしなければならなくなってします。お車でお越しの際は、駐車場の場所を把握してから行かれることをお勧めします。
宿の外観
瓦屋根の立派な建物が見えてきました。外壁は黒でシック。
玄関の前には小さな日本庭園もあり、季節を楽しめそうです。
正面玄関は22時以降出入りができなくなってしまいます。それ以降は別の出入り口を使うよう案内されます。
暗証番号を入力すると外から入ることができます。
ロビー
広々としており、たくさん荷物があっても十分な広さです。客室は5部屋のみなので、他の宿泊客とチェックインの時間が被ることもあまりないのでは。
チェックインの際、客室の鍵と一緒に、Wi-Fiや夜間出入り口のパスコード等が書かれたカードも渡されます。
私たちが宿泊した際、夕食つきのプランはありませんでした。まだ済ませていないことを伝えると、夕食が食べられる近くのお店のマップをいただくことができました。
飫肥城下町のおすすめスポットをわかりやすく紹介した、カードやマップが掲示してあります。こちらを参考にして町中を散策するのも楽しそうです。
共有スペース
ロビーを少し奥へ進むと、宿泊者の共有スペースがあり、軽食やお菓子、コーヒー、お茶、アイス、ジュースなどを自由にいただけます。
ゆずピールとごぼうチップスは宮崎の名物です
客室
今回宿泊したのは「杉」のお部屋。
雰囲気と全体像
ドアを開けると、まず大きなハンガーラックが目の前に飛び込んできます。
部屋に入って右手側には、こちらの宿の客室で唯一のバーカウンターがあります。
「杉」というお部屋なだけあって、室内のインテリアや内装には杉がふんだんに使用されています。
テレビでは「YouTube」も視聴可能です。
Wi-Fiの通信速度も問題ありませんでした。
マットレスはシモンズ社製です
屋根とすだれがついているので日差しを浴びたり、雨に濡れてしまう心配はありません。
時間をあけて2度お湯を張ると、ちょうど良い湯量になりました
バーカウンター
カウンター上には、電気ケトル、急須、湯呑、お茶の葉、グラスの用意があります。
冷蔵庫の中にはお水が用意されています。
アメニティ
メイク落とし+洗顔料、化粧水、乳液は「FIESTA」、シャンプー、リンス、ボディソープは「ミキモトコスメティックス」で揃えられています。
その他アメニティは歯ブラシ、コーム、カミソリ、ボディスポンジ、コットン、綿棒、シャワーキャップが用意されています。
タオル類は何度も温泉に入ることを想定してか、多めに用意されていました。
館内着は作務衣が用意されています。上下セパレートタイプは嬉しいですよね。
食事とドリンク
ウェルカムドリンク
チェックインの際に、ウェルカムドリンクの案内がありました。とても可愛らしいドリンクがサプライズでいただけて嬉しかったです。
チェックイン後すぐに、近くのお店に夕飯を食べにいくことを伝えると、夕飯を終えて戻ってきてから出していただくように調整していただけました。
朝食
今回は朝食付きのプランにしました。朝食は8時以降好きな時間を選択でき、時間になるとお部屋に持ってきてくださいました。
特製のお茶漬け和膳は、お米をはじめ、地産地消の食材にこだわっており、新鮮なお野菜やお魚を楽しめます。
品数がとても多く、お刺身などの豪華なおかずから定番のご飯のお供まで、幅広くいただけました。
ポットの中には、お出汁と緑茶が用意されています。沢山のおかずを自分の好みに合わせて楽しむことができました。
個人的には、緑茶の美味しさに一番驚きました。
Nazuna 飫肥 城下町温泉の宿泊料金
今回こちらの「Nazuna 飫肥 城下町温泉」の宿泊には、ホテル予約サイト「Rakaten Travel」を利用しました。
「杉」のお部屋を2名で利用したので、一人当たり30,300円/泊で利用できました。
まとめ
今回は、「Nazuna 飫肥 城下町温泉」の宿泊記として宿の外観、客室や食事の様子まで詳しくご紹介してきました。
古くから残る武家屋敷をリノベーションした宿は、趣がありながらも、屋内は新しく、快適に過ごすことができました。
自分たちだけの露天風呂がある客室、豪華なウェルカムドリンク、いつでも好きな量だけいただけるお菓子や飲み物…至れり尽くせりの時間を過ごすことができました。
宿泊料金は安くはありませんが、特別な旅を特別な宿で過ごしてみてはいかがでしょうか。